2013年7月に学生の街・那覇市長田にオープンしたD-kickはタコライスの専門店だ。
目玉の「タコライスチーズ野菜」(660円)は、10種類のスパイスや調味料をブレンドしたオリジナルのミートに香ばしく炙ったチーズ、こんもり盛られたシャキシャキレタスとトマト、さらに小麦の香ばしいオリジナルのチップを砕いて食べる新食感のタコライスである。ソースは全部で3種類(HOT/MILD/SOFT)があるので、好みのソースをかけて。少食の人でも食べられるハーフサイズもある。
二番目に人気の「テリチキライス」(560円)は、女性に人気でリピーターが多い。しっかりとした肉の味付けに甘い照り焼きソースが絡みご飯がどんどん進む。
デザートは珍しいアイスクリーム入りの「揚げパン」(150円~)。クリームと苺やバナナがふんだんに乗せられている。「LJMティー(レモンゼリーミルクティー)」(350円)は、アイスティの中にぷるぷるしたレモンゼリーが入っていて人気がある。
オーナーの川平さんの実家は居酒屋を経営していて、川平さんも昔から料理は上手だったらしい。昔からタコライスが好きで、「タコライス屋やりたい!」と言ったところ、奥さんが後押ししてくれ、「D-KICK」を始めた。
「那覇ではあまりタコライス屋が無くわざわざ中部まで行かないと食べられないから、若い人、学生にも食べて欲しくて始めたんだよ。」
何故こんなに美味しいタコライスが作れるのか?単純でシンプルな質問をぶつけると、
「僕がタコライスを大好きだからさ〜。だってみんな好きでしょ、タコライス。」
と楽しそうに語る川平さん。
奥さんに、旦那さんが独立して店を始めたいと思ったとき不安はなかったんですか、と聞いてみた。
「不安は全くなかった、居酒屋出身で料理は本当に上手だったから。昔からしたいって言ってたし。旦那がやりたいことは後押しするのが嫁の仕事だよ。」
と話していた。
店内のポップでカラフルな内装は奥さんがデザインしたという。もともと美容系の学校を出ていて、タコライスをイメージした内装とのこと。若者にとって居心地のいい空間だ。
学生は50円引きと若い世代に優しい価格設定。全メニューTAKE OUTできるので、ゆっくり店内で食べる時間がない人でも大丈夫だ。是非一度足を運んでみよう!
タコライス屋 D-KICK
代表 川平豊
那覇市長田2‐5‐18 丸政アパートA棟105
沖縄尚学高等学校前
TEL 070-5480-8293
不定休
取材、文:ヤンバラ〜