OKINAWAN TASTE。

今回は、OKINAWAN TASTEというローカルブランドについて紹介したいとおもいます。

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OKINAWAN TASTEというローカルブランドは、私の友達が作ったブランドです。

–デザイナー紹介。

大田普久(おおた ふく)
出身 沖縄市
5月生まれ, 21歳

–ブランド名に込められた思いは?

OKINAWAN=沖縄感 TASTE=雰囲気.味

「沖縄感、雰囲気のある地元沖縄を盛り上げるローカルブランドを展開していく」

という思いから、”OKINAWAN TASTE”と名付けた。

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–いつ始めたのか?

2016年3月。

–なぜ始めたのか?

将来自分のやりたい事が見つからず悩む日々を過ごしていたある日、自分と同じ沖縄出身のあるデザイナーが立ち上げたローカルブランドに感動。

『自分もこういう事がしたい』と思い、1年間構想を練りブランドを立ち上げた。

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–良かったことは?

自分のやりたかった事を叶えることができた。

お客さんに喜んでもらえた時。

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–では、悪かったことは?

特にないが、覚悟や責任が必要。

アイデアが出てこない時、制作がうまく進まない時はストレスを感じる。

–人気商品は?

ベーシックロゴTシャツ(ホワイト×レッド)。

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–各商品の価格は?

ベーシックロゴTシャツ¥3500。

シャークメンTシャツ¥4200。

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沖縄独特の文化や世界観をアパレル×プロダクト×アートで表現!

がコンセプト。

あなたのライフスタルに“沖縄感”を。

沖縄を愛する人達へのオキナワンブランド。

 

ファッションだけでなく、ポストカードやステッカーなども商品化していきたいとか。

近日中にキャップなども発売されるそうです。

ぜひ、チェックしてください!

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オンラインショップ
http://okitaste.c2ec.com/
フェイスブック
https://m.facebook.com/okinawantaste/
ツイッター
https://twitter.com/okinawantaste/
インスタグラム
https://www.instagram.com/okinawantaste/

連絡先
メール fukuota0517@gmail.com
℡ 08031833375

 

文、写真:ムーちゃん

(Tシャツの写真はOKINAWAN TASTEに提供していただきました。)

学生ラウンジ完成。

2014年度最後の更新は、学生ラウンジ完成の報告です。

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学生ワークショップで塗ってもらった壁や柱、窓枠。窓際にはカウンター席。

1席1個の電源付きで、PC利用や携帯の充電に便利になりました。

今度、生協でエスプレッソの提供が始まるようですよ。カフェっぽく使えそうです。

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ちなみにこれが従前(ビフォー)の写真です。

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奥の学生スペースも。

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従前(ビフォー)。

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従後(アフター)。

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仲地学長も新しいカウンターで。

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2015年度は新メンバーで情報発信続けていく予定です。

今度もよろしくお願いします。

文、写真:O

学生ラウンジ。ワークショップ後。

ゼミ生T城くんやN村くん、その他多くの学生のみなさんがワークショップで塗装してくれた学生ラウンジ。

養生が取れて今日はカウンターが付きました。窓枠もきっちり塗られてピカピカです。カウンター前には後日電源もつきます。

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カウンター下の白いところはアルミ板を貼ります。

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今回使った塗料にはセキエイが入っています。絵の図のところは荒い粒のものを使っているのでちょっとレリーフのようです。

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学生ラウンジで使われていたテーブルや椅子は本館や2号館のベランダに移動。

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後日新しいファニチャーが入ります。

文、写真:O

ペイントワークショップ@学生ラウンジ

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ゼミ活動番外編です。

今日は

「学生ラウンジ・ペイントワークショップ」

を行いました。

学生がいつも使っている生協前のスペースの改装にあたり、壁をいっしょに塗ろう!という企画です。

メーリングリストや学内掲示で呼びかけ、1年生から4年生まで、学部をまたいで10人ほどの学生が参加してくれました。

作業を始める前の様子です。塗装工事はかなり進んでいますが、柱はまだ塗装されていません。 DSC05299

今回塗装指導をしてくださるのは、佐平建設の加納さん。 DSC05307

最初は怖々塗り始めます。 DSC05327

職員のG藤さん、A里さんもチャレンジ。 DSC05318

大きなはけで、×点を描くように塗っていきます。 DSC05331

どんどん柱の下の方まで塗って。 DSC05336

窓枠は結構むずかしい。小野ゼミで一番器用なT城くん。 DSC05355

小口を塗る真剣な眼差し。 DSC05322

こちらは壁絵。口元に真剣さが。はみ出さないように塗っていきます。 DSC05351

少し慣れてきて、笑顔の余裕も。 DSC05354

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柱は2回塗ります。1回目のむらを消すような感じで。 DSC05368

ひたすら塗る。

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窓枠の作業も続いています。職人さんに教わりながら塗り進めます。 DSC05364

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2時間余でワークショップ終了。

参加してくれた皆さん、ありがとう!ご苦労さまでした!

さらにその後、ゼミ生のT城くんとN村くんが残って、窓枠を仕上げ、後片付けもしてくれました! DSC05402

お疲れさまでした! DSC05407

改装工事、完成は3月の予定です。

文、写真:O

沖縄のローカリティをビジネスに。Habu Box取材記。

7月11日、北谷町にあるHabuboxアカラ店をゼミ一同で訪ねた。

Habuboxは、1979年創業の沖縄発のファッションブランドである。沖縄の多彩でローカルな文化をモチーフにしたオリジナルTシャツの他、レキオシアンというブランドでかりゆしウェアも展開している。Habuboxでアートディレクターを務める名嘉太一さんにお話を伺った。

太一さん
アーディレクターの名嘉太一さん。

Habuboxを運営するのは、株式会社プロジェクトコア(読谷村)で、創業者は名嘉太一さんの父で版画家として知られる名嘉睦稔さん。デザインや広告などを手がける会社であるが、自分たちで企画・デザインしたオリジナル商品を売るために35年前、Habuboxブランドをつくった。名前の由来の説明はいろいろあるが、沖縄を象徴するハブ(ちょっと毒のある感じ)とビックリ箱(遊び心)のイメージという。最初はリゾートホテルなどで販売していたが、1985年に恩納村のムーンビーチホテル前に直営第1号店をオープンさせた。その後、北谷町美浜や那覇の国際通りにも店舗がオープンした。

HabuboxのオリジナルデザインのTシャツの数々。一番人気は、ゴーヤの視力検査Tシャツらしい。最高視力は5.8!(ゴーヤー)と書かれている。パイナップルバージョンもある。絵の具からジンベエザメやハイビスカスが飛び出す発泡インクの立体感のあるグラフィックのTシャツも人気。最近はオリオンビール、オキコパンなど、地元企業とのコラボTシャツもよく出ている。オリオン座とアリ!カンパーイを組み合わせたデザインは、夜になると光る!

パイナップルT
こちらはパイナップルバージョンの視力検査Tシャツ。
エノグ
絵の具Tシャツ。発泡インクが使われていて立体的。よく見るとジンベエブルーとか、ハイビスカスレッドとか、ゴーヤーグリーンとか、色の名前もローカル。
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オリオンビールとのコラボTシャツ。ゼブラパン、ファミリーサンドなど、コアなコラボTシャツもある!

Tシャツのパッケージは昨年からオリジナルの箱を使っている。箱には商品の絵柄の説明や、ストーリーが書かれている。在庫管理も容易になったという。

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オリジナルの箱入り。サイズや絵柄がわかるので広げる必要がない。

新しいことにどんどん挑戦しているHabuboxだが、「ぽろゆし」という柄の入ったポロシャツも手がけている。リゾートウェアとして観光客へも人気で、県内のビジネスマンの仕事着としても定着している。なんと糸の染め、編み、生地の生産から始め、縫製まで中国で行っているそうだ。ぽろゆしは、琉球イオンとの提携でデザインを提供し、琉球イオンとのコラボラインもある。

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明るい柄のぽろゆし。
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シックな色合いのデザインもある。

こちらはHabuboxが手掛けているレキオシアンのかりゆしウェア。かりゆしウェアは沖縄で縫製されているもので、工程にも厳しい基準がある。睦稔さんの版画をプリントした大胆なグラフィックのデザインで、他では見ないタイプ。

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名嘉睦稔さんの版画がプリントされたかりゆしウェア。
レキオシアン
レキオシアンのカラフルな長袖シャツ。

カラビサソックスは、5本指で指先がない。夏に汗をかいてサンダルがはけなかった太一さんの個人的な体験から生まれた商品で、意外に共感され、売れる商品になったという。島バナナやゴーヤー、もずくなどのモチーフをトーンで表現した微妙な色彩の編みのソックスで、サンダル履きと合わせてコーディネートするリピーターも多く、おみやげとしても人気になっている。いかに共感してもらえるかが、商品の力になる。

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カラビサソックスについて話を聞く。うるまミックス、ゴーヤーモフモフ、ヤンバルクイナボーダーなど、ローカルなモチーフが微妙な色合いで表現されている。
カラビサ
島バナナイエロー、イリオモテヤマネコミックス。ほかにも、赤瓦屋根、もずく、イカスミ、アーサ、ジンベエザメ、打ち放しコンクリートのグレーなど。カラーバリエーションがおもしろい。

1985年の第1号店がオープンした時、太一さんは小学校5年生。かっこいいな、と漠然としたあこがれを持ち、高校はデザイン科に進学。卒業後は東京の専門学校で土木デザインを学んだり、内装の仕事をやったりした。20歳で帰郷、一般と同様に面接を受けて、父の経営するプロジェクトコアへ入社した。当初は、親子で仕事をする関係に戸惑いもあった様だ。その後、独立して焼き物を手がけたり、他社のブランディングにも携わった時期もあり、いろんな経験が今役立っているという。

「ローカルからグローバルにコンテンツやアイデアで勝負していかなくてはならない時代。Habuboxは沖縄のローカリティを売っている。沖縄は東京やニューヨークの真似はできないし、すべきでもない」

ビジネスの現場の話は刺激的でおもしろかった。名嘉太一さん、ありがとうございました!

みんなで
名嘉太一さんと、Habu Boxアカラ店2階にて。

 

HabuBoxアカラ店

〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町字美浜9-20

TEL:(098)936-8239

Email:akara@habubox.com

取材:ゼミ一同

写真と文:仲村、ヤンバラ〜、さっちゃん、O