沖大Tシャツをつくる その2

「沖大Tシャツをつくる その1」の続きです。

サンプル1のタイトルは「渋いT」です。 冬瓜tシャツ7 のコピー

沖縄ではトウガンのことを「シブイ」と呼び、県民には煮付けなどでなじみの深い食材です。

アップルのりんごもかじられていますよね。 Unknown これもかじってみたら・・・シブイ?

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サンプル2のタイトルは「ヤンバルシンカーT」です。

夏のある一日、ヤンバルの海に出かけた仲間を撮影。 IMG_0651 のコピー

この写真をフォトショップで加工してTシャツのデザインにしました。ヤンバルライフ4 のコピー

沖縄の言葉で「わったーシンカー」は「僕たち仲間」という意味です。

また、シンカー=SINKERは、ダルビッシュ投手の決め玉。 つまり、沈むという意味ですが・・。

「いいえ、僕たちの友情は決して沈みません!!!」

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先週の土曜日、サンプルを試作してみました。

版下をつくって、シルクスクリーンを感光させてイメージを製版します。 DSC05038

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版ができたら、慎重にインクをのせて、刷ります。 DSC05044

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インクがかすれたり、汚れたり、結構むずかしい。 DSC05053

黒いTシャツにも印刷してみる。DSC05056

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ドライヤー、アイロンでかわかして。DSC05061

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何とか出来ました!DSC05058

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この日の作業はここでタイムアップ。背中のロゴもあとから入れる予定です。年明けに本番Tを印刷する予定です!

では、みなさんよいお年を。

追伸: 12月12日の法経学会ゼミナール大会で「那覇ウォーカー+」のプレゼンを行い、準グランプリもらいました! DSC05076

文、構成:シーサー星人、仲間、O

ローカルにしてグローバル?!首里の山城まんじゅう。

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今回は、那覇おやつというテーマなので、3大まんじゅうのひとつとも言われ、首里で有名なお饅頭、「山城(やまぐすく)まんじゅう」(那覇市首里真和志1-58)に行って来た!

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山城まんじゅうは首里城の近くにある創業120年以上の老舗の饅頭店さんだ。僕が最初に行った時には、午後2時でももう完売していた。

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山城まんじゅうの本当の創業は140年〜150年らしいが、沖縄戦の時に詳細が書かれた資料も燃えてしまい、詳しくはわからないそうだ。製造販売するのは山城まんじゅう(一個120円)一種類のみ。昔ながらの製法を守り、小豆を約2時間煮込み、砂糖と水飴を加えて出来た粒あんを、小麦粉で作った皮で薄く包み、サンニン(月桃)の葉の上に敷き蒸し上げる。出来上がったまんじゅうは、サンニンの葉に包んで提供される。

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蒸し上がった山城まんじゅうは、サンニンの葉のいいに香りがして、しっとりした食感。龍潭通りの拡幅に伴い、新しくなった店舗では、以前と同様にテーブルやいすが置かれ、出来たてのまんじゅうをその場で味わうことができる。現在は、売れ行きを見ながら1日約200個を製造しているという。

「いろいろなお菓子を食べなれている子どもたちが『おいしい』といってくれてうれしい。地域の人たちに喜んでもらっているようで、励ましの言葉をいただいている」

と店を営む山城さんは言われていた。

「これからも昔ながらのやり方で伝統の味を守っていきたい。」

なお、店主は奥さんが代々やることになっているという。

首里高校の生徒や琉大が首里にあった頃は大学生もよく来ていたが、今は若い人は少なくなっているようだ。でも、那覇のお土産は山城まんじゅうがいいと決めているお客さんや、仏壇に供える為に買いに来るお客さん、昔食べた山城まんじゅうを懐かしんで買いにきてくれるお客さんも多いという。

実は、「山城まんじゅう」を勧めてくれたのは、沖縄大学の仲地学長。首里高校の生徒だった頃、よく通ったそうだ。

「1960年代前半です。1個2セントでした。5個で10セント。そばも10セントでしたが、当時のそばは具がそれほど載っていないので、今でいえば400円か500円ぐらいの感じです。それから類推すれば、山城まんじゅうは、今の貨幣価値に直すと1個80円ぐらいだったということになるでしょうか。5個の山城まんじゅうを、さんぴん茶とともに食べていました。」
店の奥にテレビのある4畳半ぐらいの畳の部屋があり、そこで座って食べていたという。隣のテーブルには女子高校生がいたりしたそうだ。

最近は、中国、台湾、韓国からのお客さんもよく来るらしく、中国語・韓国語でも食べ方が詳しく説明されていた。インターネットやガイドブックで紹介されているのかもしれない。ローカルがグローバルになりつつある!

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午後には売り切れることが多いので、早めに出かけるのがおすすめです。

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山城まんじゅう

営業時間10:30〜売り切れ次第終了

定休日:毎週月曜日、木曜日

〒903-0816 沖縄県那覇市首里真和志町1-58 TEL

(098)884-2343

取材、文:仲間

ラーメン屋あさひ 親しみやすい味!!!

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北海道旭川市出身のオーナーが営むラーメン屋あさひは、長田の沖大前にあるラーメンの専門店だ。沖縄大学の目の前なので、昼食時間はいつも学生達で混雑している。

ラーメンの種類はこってりラーメンとあっさりラーメンに大きく分かれていて、醤油・味噌・塩の三種類。味噌ラーメンにはさらに辛味噌ラーメンや激辛味噌ラーメン、野菜ラーメン等もある。 おすすめはこってりラーメンの醤油味。こってりラーメンのスープは14種類のさまざまな食材から出汁を取っている。こってりの背脂は臭みが出るので別々に煮込んでいる。

ほかには坦々麺や塩ラーメン等も人気メニューとなっている。塩ラーメンは透き通ったスープながら、しっかりと奥深い味わいが広がる。麺は中太のちぢれ麺。

チャーシューはピートロ(豚トロ)を使っている。豚トロ特有の脂っこさは煮込んで落とし、歯ごたえはそのまま残している。 その中でも私のおすすめはチャーシュー丼だ。チャーシュー丼のタレには味噌・焼肉ダレがある。ご飯の上に玉ねぎを載せて、その上から炙ることで香ばしい香りが引き立ち、白いご飯とあう。

その他のサイドメニューには、餃子やチャーハン、チャーシュー丼、チャーマヨ手巻きなどがある。チャーシュー丼+ラーメン、チャーハン+ラーメンのお得なセットメニューもある。

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なぜ、北海道から沖縄に来て店を開こうと思ったのか店主の阿部さんに伺ったところ、

「中途半端に関東で店を出すよりは、思い切って端っこまで行こう思い、沖縄に来た。」

「沖縄に来て最初に住んだのが長田で学校がたくさんあるのにラーメン屋があまりなかったので開こうと思った」

ということだった。 阿部さんは、話してみたら、とても気さくな方だった。

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お店の内装は木が中心で、色はダークブラウンで統一していて落ち着いた雰囲気となっている。駐車場は3〜4台分あるので、車での来店も大丈夫だ。 みなさんもぜひ一度いかがでしょう?

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住所 沖縄県那覇市長田1‐23‐17長田アパート1F

営業時間:11:30〜24:00

定休日:日曜日

取材、文:仲間