【中部編】Get’Em Kicks。

コザの街には、今もアメリカ時代の雰囲気が色濃く残っています。

そんなコザの一番街に、アメリカンテイストなスニーカーSHOPが2016年の4月1日、OPENしました。

名前は、Get’Em Kicks。

IMG_1384

90年代のスニーカーブームが最近再燃していますが、ここ沖縄のスニーカーシーンも盛り上がっています。

那覇の国際通りや、昨年オープンしたばかりのライカムショッピングセンターにも、コーナーズというスニーカーをメインに取り扱っている店舗ができています。

一方、Get’Em Kicksは、個人経営で大手にはない品揃えが魅力です。

中古の買い取りもやっており、昔発売されたレアなスニーカーが多数あります。

IMG_1383

お店が開くのは、週末だけ。

オーナーのクリスさんはアメリカ出身。

IMG_1381

すぐ近くにある嘉手納基地に住んでいる米軍関係者の休日にあわせて週末にOPENしているとのことです。

店舗はわかりにくい場所ですが、連絡すれば近くまで店員さんが迎えにきてくれるそうですよ。

Image_89a0d68

また過去に発売されたスニーカーで欲しいものがあれば、Facebookやインスタグラムなどを通して注文ができる仕組みになっています。

Image_de57266

クリスさんは、コザの街は昔と比べて活気を失っているものの、お世話になった街を活気づけたいと思っているそうです。

将来的には東京やアメリカにも店舗を拡大したいとか。

様々な文化が入り混じっているコザで、スニーカーを通してコミュニケーションが取れることに幸せを感じているそうです。

IMG_1382

 

Get’Em Kicks

営業時間:金土日のみ 14時~20時
住所:沖縄市中央1-10-1

文、写真:げんちゃん

【中部編】パーラーうさぎで、うさぎ焼き。

私は色々な沖縄のパーラーによく足を運びます。

今回は沖縄市高原にあるパーラーうさぎというお店を紹介したいと思います。

IMG_1724

パーラーうさぎは平成18年にOPENして今年で創業10年目だそうです。

沖縄のパーラーは安くてボリューミーな弁当などを置いているイメージですが、パーラーうさぎは他のパーラーや飲食店には無いオリジナル商品「うさぎ焼き」があります。

IMG_1717

「うさぎ焼き」とはたこ焼きの生地を大判焼きの鉄板に入れて、焼きそばと目玉焼き、広島たこ焼きソースとマヨネーズ、天かすと紅ショウガをサンドしたものです。

IMG_1726

こだわりは生地に使用するだし汁と近所のたまご屋から仕入れる産地直送卵で作る目玉焼きだそうです。

他のオススメメニューは地鶏おにぎりとから揚げチキン。

IMG_1739

この二つのメニューに使われている鶏肉は鹿児島県からの知覧鶏です。

IMG_1732

うさぎ焼き以外のメニューにも店主のこだわりが見えます。

また、沖縄らしいタコライスやかき氷のメニューもあります。

店主の山本さんは元公務員。

IMG_1722

愛媛県から第二の人生を歩むため、この沖縄でパーラーうさぎを開業したと言われていました。

皆さんも疑問に思ったと思いますが、パーラーうさぎのうさぎ焼きは、うさぎが焼かれているのか?などと想像した方も少なからずいるのではないでしょうか?(笑)

実はこのお店の名前の由来は店主の山本さんが兎年だからだそうです。

他のパーラーや飲食店などにはないオリジナル商品を作った理由は、

「うさぎ焼きは子供たちによろこんでもらえるように」

「から揚げや地鶏おにぎりはお酒のおつまみになれば」

子供からお年寄りまで幅広い層のお客さんに愛される店を作りたいというのが店主山本さんの願いです。

うさぎ焼きの値段は160円、地鶏おにぎり100円、から揚げチキンが4個入りで160円ととてもリーズナブルな値段となっています。

IMG_1736

全国区のコンビニとはひと味違うパーラー体験。

沖縄市ではぜひ「パーラーうさぎ」まで足を運んでみてください。

 

パーラーうさぎ
沖縄県 沖縄市高原5-18-15
TEL 934-1847

文、写真:田里

【中部編】コザでまぜ麺。麺やKEIJIRO。

胡屋十字路と言えば、「コザミュージックタウン」。

各種音楽ライブなどが行われる多目的ホール(最大収容人数1100人)や音楽スタジオがあるほか、ストリートライブに最適な音楽広場もあります。

さて、今回はそのミュージックタウン斜め向かいにある「麺や KEIJIRO」を紹介します。

IMG_1153

「まぜ麺」の店です。

東京発祥と看板がかかげられていますが、その理由は「まぜ麺」の原点である油そば(汁のない中華麺で調味料を絡めて食べる)が東京で生まれ、沖縄にたどり着くころには「まぜ麺」という名前になったからだそうです。

現在では、まぜ麺をうたうお店が増えましたが、沖縄で「まぜ麺」の名前を使ったのは、「KEIJIRO」が初めてだそうです。

オーナーさんは、沖縄市美里出身。

コザで音楽活動をしておられるそうで、コザを活性化させたい!と思いから、ここに店舗を構えたとか。

店内に入るとまず、券売機で食券を買います。

IMG_1152

上半分が麺類で、下半分がトッピングです。

学生は学割があり、130円もお得に食べられます!

席には、まぜ麺の美味しい食べ方の説明があります。

IMG_1145

まぜ麺の味は、カウンターに常備された5種類の調味料で決まります。

IMG_1150

辛味噌とおろしニンニクもあるので、お好みの味わいに調節すれば、楽しみ方限界ナシ!

麺が来るまでの間はスープ。

いい出汁が出ていて、とてもうまいです。

これが、まぜ麺630円(学割500円)。

IMG_1158

こちらが温卵まぜ麺730円(学割600円)。

IMG_1159

まず具・麺とタレを十分かき混ぜて、いただきます。

タレはやや甘めで、これに生卵が加わって、まろやかな味わいで、美味しいです。

麺は、もちっとして、のど越しもいいです。

完食すると「また来いよ」の文字が!

IMG_1149

ぜひ足を運んで完食してみてください!

 

なお、大阪に「マゼ麺ドコロ ケイジロウ」、中の町に姉妹店の「松風」があります。

南部や海外にお店を広げていく計画もあるそうですよ!

 

麺や KEIJIRO

営業時間: 11:00~翌2:00

場所 :沖縄県沖縄市胡屋1-1-5

 

文、写真:知念

【中部編】Respect。

私が沖縄市で小学生だった頃、B系ファッションが人気でした。
Hiphopっぽく、上下だぼだぼのTシャツやスボン、上はキャップというスタイル。

中部は小学生から、南部とはファッションが違うのです。
例えば、Sean JohnやLAと言ったアメリカンブランドが人気で、小学校でもこうしたストリートっぽいブランドのTシャツやパンツが流行していました。

その頃、コザ・ゲート通りにあるRespectという店に友達と一緒によく通っていました。
ゲート通りは、米軍基地のゲート(出入り口)を起点とする通りで、外国人相手の飲食店やクラブの他、外国人向けの衣料品店や雑貨屋さんも多いのが特徴です。
衣料品店は英語の看板、経営者も外国人(インド系の方が多い)が多く、外国のような雰囲気でした(今でもそうです)。

13173071_1090456484346548_2038490344639575595_o
コザ・ゲート通り ©O

Respectもそんなお店のひとつで、手頃な値段のストリート系ファッションが買えるお店でした。
小学生だった私たちに買えるものはあまりありませんでしたが、それでもお小遣いで、1000円のTシャツなどを買ったりしていました。

さて、2011年より、Respectは北谷の美浜アメリカンビレッジで店舗を営業しています。

映画館、7プレックスから徒歩1分。今も、海外から直接仕入れられるファッションや雑貨がリーゾナブルな価格で買える店として人気で、外国人客が多く、店の中には英語と日本語が飛び交っています。

IMG_54122

外国人のお客さんが多いためか、普通の日本の店にはないような特大サイズがあるのが特徴です。

Tシャツもサイズが豊富。カラーは、あまり他では見ない黄色や紫色などのビビッドな色もあります。

IMG_5411サングラスやバッグ、時計やネックレスの豊富な品揃えも人気です。

しかし、何と言っても、Respectの一番人気はキャップ。

IMG_5408

100種類は越えています。
最もよく売れる商品とのことで、すべてアメリカから直接取り寄せているそうです。

営業中インタビューに応じてくれたクリスさん(右)。

IMG_5407

接客でお客さんと会話をするのが毎日楽しくてしょうがないそうです。
ご協力、本当にありがとうございました!

Respect
沖縄県北谷町美浜9-8
シーサイドスクウェアビル1F
電話番号 098-926-036
営業時間 10:00~22:00
年中無休

文、写真:玉榮

【中部編】飲んだらステーキ。レストラン国。

今年度は足を延ばして【中部編】をまとめて。

エディター:O

*    *    *

「飲んだらステーキ」
というのは、沖縄市から始まったそうです。

お酒を飲んだ帰りにステーキを食べるという、沖縄ならではの文化?です。
アメリカ時代、沖縄ではステーキが広く普及しました。
今回は、そんなステーキやタコスが楽しめ、地元の人で賑わう沖縄市泡瀬の「レストラン国」を紹介します。

オーナーは以前「海洋博国際レストラン」というレストランを営業されていました。
その名前から一文字取って「国」に。
国という言葉には、大きくて包容力のあるイメージがあるとの思いから、名付けたとか。

営業時間はなんと、24時間営業!
客層は、若い方が多いとのことですが、夕方は家族連れが中心。

夜中になると、やっぱり飲み帰りにステーキという人たちで賑わうそうです。

ステーキやタコスの他、ロブスターもあり、気軽に家族で行ける、昔ながらの雰囲気です。

メインのメニューはやっぱりステーキ。
IMG_8592

オーストラリア産の柔らかくてジューシーなお肉を、アツアツの鉄板皿で。
自家製ソースと生ニンニクで病みつきになる味です。
リピーターも多いとか。
女性向けには150gサイズもあります。

IMG_8590

サイドメニューで大人気なのがタコス。
手作りのタコスの皮は「揚げたて・サクサク・ビッグサイズ」。
水曜日のステーキデーには、タコスも安くなるとか。
ほかにもエビフライ、ハンバーグなど美味しくて、大満足な軽食メニューがあります。

裏人気メニューはロブスター。
特製ホワイトソースにチーズをかけて、オーブンで焼いた旨みたっぷりのロブスターを、お手頃価格で味わうことが出来ます。

オーナーさん おススメ
1位 スペシャルステーキ250g。
2位  ロブスぺシャル肉200gとロブスターで海と大陸のコラボレーション。

「飲んだらステーキ」な沖縄ですが、健康のことも考えて、しっかり運動しましょう!

 

沖縄県沖縄市泡瀬4-1-7
098-939-9351
1F40席2F40~60宴会場
年中無休& 24時間営業
駐車場あり(13台)

文、写真:ムーちゃん

パンケーキカフェが国場にやってきた! Pancake Café & Bar SUGAR (シュガー)

画像

昼はカフェ、夜はバーとしても楽しめるパンケーキカフェが国場にやってきた!その名はPancake Café & Bar SUGAR(シュガー)。
SUGARは2013年10月9日、沖縄大学の近くにオープン。パンケーキ専門のカフェでお昼に一人でゆっくりとリラックスしながらパンケーキを味わる。夜にはバーにもなり、一人でも仲間とワイワイしたいときでも、ビールを片手に朝まで楽しめる。とはいえ、夜でもおいしいコーヒーが飲めるのがコンセプトだ。SUGARという店の名前の由来は店主である佐藤孝則さんのあだ名からで、姓の佐藤(さとう)と同じ読みの砂糖(さとう)の英語であるシュガー(Sugar)から取られた。
店主の佐藤孝則さんは神奈川県出身で沖縄に住んで今年で3年目。元々飲食業をやりたい願望を抱いていて、沖縄にいる知り合いからいい物件があると紹介され、佐藤さんはその知り合いから物件を借り、パンケーキカフェ「SUGAR」をオープンさせた。

画像
中に入ると窓には雑誌が飾られており、本棚には本と時計がディスプレイされている。ソファーとテーブルまで並べられて家にいるような雰囲気を感じさせてくれる。1人で雑誌をゆっくり読んだり、2~3人でソファーに座るとまるで家族団らんの場にいるような気分が味わえ、会話がはずんで食事やデザートを満喫できる。カウンターもあり、1人で出かけても店主の佐藤さんと会話をするのも楽しみの一つ。

画像

画像

日替お食事パンケーキは3種類あり、750円から。学生にも満足のボリュームだ。今回私は日替お食事パンケーキのベーコンエッグパンケーキをオーダーした。佐藤さんはパンケーキの生地にこだわりがあり、オーダーを受けてから生地を焼き、それからトッピングやサラダを添えるので、出来たての味の美味しさを堪能できる。これまで私はパンケーキはデザートやおやつとして食べるものだと考えていた。しかし、実際に佐藤さんのパンケーキを食べてみると、パンケーキの甘さとベーコンと目玉焼きの塩加減のいい味がマッチしていて「この組み合わせもおいしい食べ方だ」と、パンケーキと様々な具の組み合わせの面白さを感じた。アメリカでは一般的に食事としても食べられるようだ。バリエーションも豊富で、パンケーキには時間を選ばない食べ方があることに気づいた。

画像

ソフトドリンクには100円追加することで上にアイスクリームを乗せることができ、フロートドリンクを楽しめる。泡盛やビールも用意されており、バーにもなる夜には酒と一緒にワイワイ楽しんだり、店主さんと会話をしたりと、楽しみ方はそれぞれだ。

画像

最近はFacebookページができ、SUGARのFacebookページを“いいね”すると、お会計時の値段から100円引きになるサービスもある。是非ともFacebookを活用してみよう。
Menu
日替お食事パンケーキ 750円~
日替デザートパンケーキ 750円~
プレーンパンケーキ 500円
トッピング
バター はちみつ 50円
メープルシロップ アイスクリーム ポイップクリーム 150円
パンケーキ3枚追加 300円

Pancake Café & Bar SUGAR
住所:那覇市国場688-3
営業時間 基本的はPM12:00~23:00(お客さんがいる時には早朝までのことも)
TEL 098-851-9066

取材、文:仲村